デザイン部のKです。
日頃よりの皆様方のご厚意にあずかり大変感謝しております。
弊社は創業以来、ここ虎ノ門の地にて業務をしており(住所は虎ノ門ですが神谷町駅徒歩2分という立地の為に「神谷町にて」とお伝えした方がよろしいかと思います。
過去2度ほどビル転居はございましたが、かれこれ35余年の月日が流れました。
今回はあらためてこの神谷町界隈をご紹介しようと思います。
この周辺、特に近年ビルが林立し就業者も多く、大使館など多く所在している為に国際的な雰囲気も感じる賑わいがある場所です。
同時に高い樹木や古い道も多く、都心でありながら歴史の匂いを感じる魅力のある場所です。私にもお気に入りの道があり、通るたびにリフレッシュされます。
とても気持ちの良いルートなので、まず一つだけご案内致します。
<神谷町⇔六本木一丁目>
東京メトロ日比谷線「神谷町駅」を降り地上に出て徒歩1分程でこのルートの入口に立つことができます。
地味で目立たない場所ですが、ここから六本木一丁目まで真直ぐ最短距離で抜ける事が出来ます。
どうですか、大きな樹木が道を覆い葉の間からこぼれる日光が美しくありませんか?
足元は地被植物や苔で覆われ、天然石やブロック等で整備されたこの道は適度に風化し、曲がりくねり先が見通せない感じが良いでしょう。
また意外と高低差があり丁度岡を一つ越える感じで六本木一丁目に到着しますし、もちろん体に良いことは言うまでもありません。
一方、近年建設された周辺の建築物もとても近代的な一方、周辺環境に配慮して設計されている様子で、木々の間から覗くどの建物も素晴らしいです。くわえて点在する大使館や美術館のデザインは特に魅力的です。
ちょっと時代を遡ってみましょう。
この地を江戸時代の地図で確認するとしっかり「カミヤ丁」と標記されているので直ぐに発見でき、周辺は武家屋敷とお寺が密集している事が分かります。当時は手入れの行き届いた庭があちこちに存在し、さぞ美しかったと思います(あってほしいです)。
ドローンを飛ばし絶景を見てみたいものですね。
今度は他の時代の地図で確認すると大きな区画が多く、武家地はビルに変わりましたが区画はほぼそのままで、お寺は今も同じ場所に存在しています。そして特徴的な高低差は密集した等高線から坂が多い事がよく理解できます。
どうやら今回ご紹介した道は明治時代から存在しているようですね。
しかし昭和に入ると道の存在ははっきりしなくなります、地図に載らないほど小さい道なのか、私道なのかもしれませんね。
経緯をたどるのも楽しいですね。
そしてもう一つお話したいことがございます。
最近この界隈は大きな空き地が存在し、人の気配のない建物が多いのです。
お分かりの方も多いと思いますが、再開発の計画が多く存在し着工を待っている、あるいは着工した建物があちらこちらに点在しています。
ネット上には既に各々物件の完成予想図が多く掲載され、近い将来それらが完成したあかつきには、益々魅力的な街になっている事が容易に予想できます。
現在移転等で新しいオフィスご計画中の企業担当の皆様、魅力にあふれた神谷町も是非ご検討ください。
もちろん弊社の営業担当者がご訪問させて頂き、魅力的な提案をさせて頂きます、一度ご連絡頂けましたら幸いと存じます。
それでは次の機会がございましたら第2段を寄稿します。
今後ともOMS オフィスマネジメントシステムを何卒よろしくお願い申し上げます。
K