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PMとは<続編>

少し暖かくなりましたが、まだまだ朝晩は寒い日々が続いております。
皆様、お風邪には気をつけ暖かくして下さい。
今回のお題は 外注Project Management の第二段です。皆様、前回を憶えていますでしょうか。昨年8月にブログアップしております。
今回の内容はPMとは云々ではなく、PMを受けての出来事を書き込みます。


● 『PM-2 大阪夏の陣』
ある地方ハウジングメーカ(以後、A社とさせて頂きます)の本社売却に伴う移転のプロジェクトを受けました。
何十年と自社ビルだった為、初めての移転という事もありプロジェクト全体管理、特にコスト管理が重要タスクでした。コストが重要タスクなのはよくあることでしたが、今回は
通常と意味合いが違っていました。何故か?
それはPM依頼が大株主からであり、A社から視ればいわゆる刺客のような立場だったのです。
そしていよいよ双方の初顔合わせの日がやってきました。こちらが設計者を入れて4人、
対するA社は8人程だったと思います。全員が敵を見る目でした。言葉は荒くはありませんが、時折ややきつめの語尾が発せられます。
挨拶も終わりまずは土台となるレイアウト図作成の打合せに入りました。
『折角、移転するのであれば、斬新なオフィスにしたい』、『デスクは最近流行のタイプで…』などなど、のっけからコスト増MAXな希望がどんどん出てきます。
とりあえず今回は希望を全て受取、次回Mtgで要望事項をふまえた概算と作成レイアウト図で説明していくことにしました。
 
準備を整え2回目の打合せがやってきました。今回からは現地に赴くのは私一人です。まずレイアウト図の提出です。思った以上にスペースが無いことに皆気付きました。そして概算金額の提示です。
概算とはいえ、想像以上の金額だったのでしょうか、現実を理解して頂いたようです。
(今回OMSは一切工事請負、商品販売はしません。プロジェクト全体額に対して何%の
フィーをもらう契約でもありません。よって完全に中立でコストアドバイスができます)
しかし、大株主から全てがダメではなく、適材適所に費用を掛けるのはOKと言われています。什器もあまり古いのであれば交換OK、エントランスや商談スペースもお客様が来社されるところであり、業種からもそれなりの空間にすることはOKが出ています。
必要以上にモチベーションが下がるのも困るのです。
さ~て、ここからが勝負です。大株主の考えははっきりとは公表せず、いかにA社の希望に近づけながらコストを抑えるか。なによりもA社が多少なりとも納得できる方向に持っていかなければなりません。その為には、私はA社とある意味、同士でもなければいけないのです。地方でしたが、出来る限り現地に入りました。もちろん各工事ごと、製品ごとにコンペを行い、業者決定後も機能や見栄えなどで下げても問題ない箇所を捜して進めていきました。
最初はあんなに敵視されていたのですが、ある時から呼び方が変わりました。
OMSさん→○△さん(私の名氏)そしてA社プロジェクトメンバー以外に説明するときは、
はずかしながら移転の先生と紹介してくれるようになりました。(これは本当に恥ずかしかったです。でも正直うれしさもありました)
3ヶ月程のプロジェクト期間を経て、無事、移転も完了。A社の皆様もそれなりに満足のいくオフィスになり、大株主も納得して頂きました。
最後に、プロジェクトメンバー(A社プロジェクトメンバーと工事関係者主要メンバー)で打ち上げを行うことになり、私の都合に合わせて頂きました。結局、他の都合で欠席になってしまったのですが…。申し訳ありませんでした。
桜が咲くと今もよくこのプロジェクトの事はよく思い出します。移転先の側に桜が並んでいましたから。私にとっても自信のついた出来事でした。
PMはドライでなければ務まらないことが多々あります。でも、ベースは人間関係、信頼です。
次回は『ファシリティって?(自分流)』です。
K

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